今日は、30代、4人家族のライフプラン表の作り方について詳しく説明します。

この年代は、家を買ったり、子どもの教育計画を立てたりと、お金の計画が特に大切になる時期ですよね。

今回のモデルケースでは夫が53歳のときお金がなくなり500万円の借金が必要になります。また老後の資金が足らず、妻の生活費が困難な状況になる過程も表やグラフで説明しています。

そんな時、どのようにしてしっかりとしたお金の計画を立てればいいのか、30代のライフプラン表の作成方法を分かりやすく説明していきます。

ライフイベント表の推移

ライフプランを立てる際には、家族それぞれの大切なイベントや変化を考慮することが重要です。

エクセルやスプレッドシートなどの表を使用して、これらのイベントを視覚的にまとめます。

今回は以下のモデルケースでライフイベント表を作ります。

夫:34歳

妻:32歳

第一子:1才

第二子:3年後に出産を想定

住まい:2年前に購入(15年ごとに修繕)

クルマ:4年落ち(9年ごとに買い替え、妻が80歳で免許返納)

ライフイベント表

夫(歳)3435363738394041大厄434445464748495051525354555657585960後厄626364退職666768697071727374757677787980寿命8283848586878889
妻(歳)32大厄343536後厄383940414243勤務4546474849505152535455退職575859606162636465666768697071727374757677787980818283848586寿命
第一子(才)123年小56小189小41112中11415高11718大12021大卒23242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253545556
第二子(才)123年小56小189小41112中11415高11718大12021大卒23242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253
住まい(築年数)234567891011121314修繕1617181920212223242526272829修繕3132333435363738394041424344修繕464748495051525354555657
クルマ(年落ち)45新車12345678新車12345678新車12345678新車12345678新車12345廃車

ライフイベント表の書き方

夫のライフイベントの書き方

  • 34歳からスタートし、年を重ねるごとに年齢を追加。
  • 42歳に「大厄」、61歳に「後厄」を記入。
  • 65歳で「退職」と記入。
  • 81歳に「男性の平均寿命」を記入。

妻のライフイベントの書き方

  • 32歳から始まり、同様に年齢を追加。
  • 33歳に「大厄」、37歳に「後厄」と記入。
  • 二人目の子どもが小4になったとき、44歳で「パートタイム勤務開始」と記入。
  • 二人目の子どもが大学を卒業した、56歳で「パートタイム退職」と記入。
  • 87歳に「女性の平均寿命」を記入。

第一子のライフイベントの書き方

  • 1歳からスタート、同様に年齢を追加。
  • 4歳で「年少」、7歳で「小学校入学」。
  • 13歳で「中学入学」、16歳で「高校入学」、19歳で「大学入学」、22歳で「大学卒業」と記入。

第二子のライフイベントの書き方

  • 3年後に出産想定
  • 1歳からスタート、同様に年齢を追加。
  • 4歳で「年少」、7歳で「小学校入学」と記入。
  • 13歳で「中学入学」、16歳で「高校入学」、19歳で「大学入学」、22歳で「大学卒業」と記入。

住宅のイベントの書き方

  • 築2年の住宅からスタート。
  • 15年、30年、45年ごとに「修繕」の予定。
  • 28年目に住宅ローン「完済」。

車のイベントの書き方

  • 4年落ちの車からスタート。
  • 9年ごとに「新車」と記入。
  • 妻79歳で「廃車」と記入。

厄年を記録しておく

  • わざわいにあいやすく、忌み慎むべきものとされる年齢(厄年)には、病気や家族の不幸など思わぬ出費が掛かる場合があるので、記録します。
  • 男性は25・42・61歳、女性は19・33・37歳とされ、中でも男性の42歳と女性の33歳は「大厄」といい、その前後の年齢も「前厄」「後厄」として、特に忌むべき年齢といわれています。

これらの情報を表にまとめることで、家族全体のライフプランが視覚的に分かりやすくなり、将来の計画を立てやすくなります。

家計収支の推移

家計収支(キャッシュフロー)の管理は、家族の収入と支出を把握するにおいて重要な要素です。

エクセルやスプレッドシートなどの表を使って家計の収入と支出を整理し、将来の財務計画を立てましょう。

今回は以下のキャッシュフローをモデルケースとして作成します。

夫の収入:給与400万円。65歳で退職金1000万円。老齢は年金年168万円。

妻のパート年収:パートは第二子が小学4年生から大学卒まで、毎年60万円ほど稼ぐ予定。老齢年金は年84万円。

現在の生活費:年200万円

一時的出費:15年ごとに住宅の修繕が150万円。9年ごとにクルマを買い替えに350万円。

第一子の教育費:約1000万円(幼稚園から大学卒まで)

住宅ローン返済:年100万円

保険料:年24万円

固定資産税:年12万円

キャッシュフロー表

夫(歳)3435363738394041大厄434445464748495051525354555657585960後厄626364退職666768697071727374757677787980寿命8283848586878889
妻(歳)32大厄343536後厄383940414243勤務4546474849505152535455退職575859606162636465666768697071727374757677787980818283848586寿命
第一子(才)123年小56小189小41112中11415高11718大12021大卒23242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253545556
第二子(才)123年小56小189小41112中11415高11718大12021大卒23242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253
住まい(築年数)234567891011121314修繕1617181920212223242526272829修繕3132333435363738394041424344修繕464748495051525354555657
クルマ(年落ち)45新車12345678新車12345678新車12345678新車12345678新車12345廃車
夫の年収4004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004001168168168168168168168168168168168168168168168168168
妻の年収606060606060606060606060608484848484848484848484848484848484848484848484
基本生活費-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-160-160-160-160-160-160-160-160
一時的出費-350-150-350-350-150-350-350-150
第一子の教育費-19-22-24-35-26-29-31-34-37-46-44-57-51-46-40-127-105-105-105
第二子の教育費-19-22-24-35-26-29-31-34-37-46-44-57-51-46-40-127-105-105-105
住宅ローン-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100
保険料-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-12-12-12-12-12-12-12-12
固定資産税-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12
年間収支(収入-支出)6464644542-310101610-24-247-104-320283427-54-27-21-10819-33119646464-866464932-4181616161616161616-33416-13416161616-100-100-100-100-100-100-100-100

キャッシュフロー表の書き方

夫の収入

  • 34歳から年収400万円。
  • 65歳で退職金1000万円を受け取る。
  • 退職した65歳から年金168万円を受給

妻の収入

  • 44歳から56歳まで、パートタイム勤務による年収60万円。
  • 退職した65歳から年金84万円を受給。

基本生活費

  • 毎年一貫して200万円の支出。

一時的出費

  • 車の買い替えや住宅の修繕など、特定の年に大きな出費が予定されています。
  • クルマの買い替え9年ごとに350万円。
  • 住まいの修繕に15年ごとに150万円。

子どもの教育費

  • 第一子と第二子が4歳から22歳になるまでの教育費を記載。

住宅ローン

  • 毎年100万円の支払いで、夫が64歳で完済予定。

保険料と固定資産税

  • 保険料は毎年24万円、固定資産税は12万円で一貫。

年間収支(収入 – 出費)

  • 収入から出費を引いた年間収支が計算されており、これにより家計の年度ごとの貯蓄能力が分かります。

これらの項目を表に整理することで、家計の現状と将来の財務計画が明確になります。

重要なのは、収入と出費のバランスを把握し、無理のない計画を立てることです。

また、変化する生活状況や経済状況に応じて、この表を定期的に更新することが肝心です。

資産残高(バランスシート)の推移

資産残高(バランスシート)の管理は、家計の健全性を把握し、将来の資産形成を計画する上で重要です。

エクセルやスプレッドシートなどの表を使って、資産と負債の推移を記録しましょう。

バランスシート表

夫(歳)3435363738394041大厄434445464748495051525354555657585960後厄626364退職666768697071727374757677787980寿命8283848586878889
妻(歳)32大厄343536後厄383940414243勤務4546474849505152535455退職575859606162636465666768697071727374757677787980818283848586寿命
第一子(才)123年小56小189小41112中11415高11718大12021大卒23242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253545556
第二子(才)123年小56小189小41112中11415高11718大12021大卒23242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253
住まい(築年数)234567891011121314修繕1617181920212223242526272829修繕3132333435363738394041424344修繕464748495051525354555657
クルマ(年落ち)45新車12345678新車12345678新車12345678新車12345678新車12345廃車
年間収支(収入-支出)6464644542-310101610-24-247-104-320283427-54-27-21-10819-33119646464-866464932-4181616161616161616-33416-13416161616-100-100-100-100-100-100-100-100
現金残高414478542587630319329345356353357355402299-216416713-14-35-143-123-454-435-371-307-243-329-265-201731313329345361377393409425441107123-115213753-47-147-247-347-447-547-647-747
負債(住宅ローン等)-3000-2900-2800-2700-2600-2500-2400-2300-2200-2100-2000-1900-1800-1700-1600-1500-1400-1300-1200-1100-1000-900-800-700-600-500-400-300-200-1000
純資産-2586-2422-2258-2113-1971-2181-2071-1955-1845-1747-1643-1545-1398-1401-1621-1494-1360-1233-1187-1114-1035-1043-923-1154-1035-871-707-543-529-365-201731313329345361377393409425441107123-115213753-47-147-247-347-447-547-647-747

バランスシート表の書き方

現金残高

  • 貯金350万円と年間収支64万円をプラスした414万円からスタート。
  • 年間収支の累積により、年々増減します。
  • 退職後の夫の収入減少を反映し、夫が退職した65歳以降は増加率が低下します。
  • 表の現金残高を確認すると、の夫の年齢53歳からマイナスになっています。これは家計に預貯金が全くなく、借入をしなければ生活ができないことを表しています。
  • 表の現金残高を確認すると、81歳で夫が亡くなってから(男性の平均寿命)から、夫の年金がなくなり、現金残高がマイナスになっていきます。これは老後の貯蓄が足らず、妻の年金だけでは生活できないことを表しています。

負債(住宅ローン等)

  • 初期負債が3000万円。
  • 毎年100万円ずつ減少し、夫が64歳には完済されます。

純資産

  • 純資産は、現金残高から負債を差し引いた額です。
  • 純資産は、-2586万円(負債が多い)からスタート。
  • 毎年の貯蓄により、純資産が徐々に改善し、住宅ローン完済後は大幅に増加します。

この資産残高の推移を追跡すると、今回のケースでは家計に問題がありお金が足らないことがわかります。

このような場合は将来に向けて早めに家計を見直す必要があります。

具体的には「夫の給料を上げる」、「妻のパート給料を上げる」、「生活費を節約する」、「子どもの教育費に奨学金を利用する」、「新NISAを活用して投資でお金を増やす」などです。

バランスシート表は、長期的な財務計画において非常に重要で、適切な貯蓄や投資戦略を立てるための基礎となります。

ライフプラン表の完成図

これまでのライフイベントの推移と、家計収支(キャッシュフロー)の推移と、資産残高(バランスシート)の推移を、まとめたものが以下のライフプラン表です。

ライフプラン表

ライフイベントの推移
経過年数現在12345678910111213141516171819202122232425262728293031323334353637383940414243444546474849505152535455
夫(歳)3435363738394041大厄434445464748495051525354555657585960後厄626364退職666768697071727374757677787980寿命8283848586878889
妻(歳)32大厄343536後厄383940414243勤務4546474849505152535455退職575859606162636465666768697071727374757677787980818283848586寿命
第一子(才)123年小56小189小41112中11415高11718大12021大卒23242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253545556
第二子(才)123年小56小189小41112中11415高11718大12021大卒23242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253
住まい(築年数)234567891011121314修繕1617181920212223242526272829修繕3132333435363738394041424344修繕464748495051525354555657
クルマ(年落ち)45678新車12345678新車12345678新車12345678新車12345678新車12345廃車
家計収支の推移(万円)
夫の年収4004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004004001168168168168168168168168168168168168168168168168168
妻の年収606060606060606060606060608484848484848484848484848484848484848484848484
基本生活費-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-200-160-160-160-160-160-160-160-160
一時的出費-350-150-350-350-150-350-350-150
第一子の教育費-19-22-24-35-26-29-31-34-37-46-44-57-51-46-40-127-105-105-105
第二子の教育費-19-22-24-35-26-29-31-34-37-46-44-57-51-46-40-127-105-105-105
住宅ローン-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100-100
保険料-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-24-12-12-12-12-12-12-12-12
固定資産税-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12-12
年間収支(収入-支出)6464644542-310101610-24-247-104-320283427-54-27-21-10819-33119646464-866464932-4181616161616161616-33416-13416161616-100-100-100-100-100-100-100-100
資産残高の推移(万円)
現金残高414478542587630319329345356353357355402299-216416713-14-35-143-123-454-435-371-307-243-329-265-201731313329345361377393409425441107123-115213753-47-147-247-347-447-547-647-747
投資残高3.00%00000000000000000000000000000000000000000000000000000000
負債(住宅ローン等)-3000-2900-2800-2700-2600-2500-2400-2300-2200-2100-2000-1900-1800-1700-1600-1500-1400-1300-1200-1100-1000-900-800-700-600-500-400-300-200-1000
純資産-2586-2422-2258-2113-1971-2181-2071-1955-1845-1747-1643-1545-1398-1401-1621-1494-1360-1233-1187-1114-1035-1043-923-1154-1035-871-707-543-529-365-201731313329345361377393409425441107123-115213753-47-147-247-347-447-547-647-747

この3つの視点を一つの表にまとめることで、家計の全体像が一目でわかります。

将来にわたるお金の流れをひと目で捉えることができます。

家計収支(キャッシュフロー)の推移のグラフ

画像に示されているのは、家計収支(キャッシュフロー)の推移を色分けした棒グラフです。

各色の棒は、家計における様々な収入と支出の項目を年度ごとに表しています。

家計収支(キャッシュフロー)の推移(万円)

キャッシュフローのグラフの説明

  • 夫の年収(青色の棒): これは家計に入る夫の収入を表しており、夫の年収、夫の退職金、夫の老齢年金が描かれています。
  • 妻の年収(濃ピンクの棒): 家計に寄与する妻の収入を表す棒で、妻のパートタイム収入と妻の年金が描かれています。
  • 基本生活費(赤色の棒): 毎月の食費、光熱費、通信費など、生活を維持するのに必要な基本的な支出を示しています。この支出は毎年継続しており、グラフでは一定の赤色の棒で負の値として描かれています。
  • 一時的出費(紫色の棒): 大きな支出が必要な年に突出しており、例えば家の修繕や車の購入などの出費がこれに該当します。
  • 第一子・第二子の教育費(オレンジ色の棒): 子どもの学校教育や塾の費用など、教育に関連する出費を表しています。これは子どもが大学に入ると出費が大きくなります。
  • 住宅ローン(茶色の棒): 家を購入した際の住宅ローンの返済を表しており、定期的な負の支出としてグラフに示されています。
  • 保険料(緑色の棒): 家計が支払う年間の保険料で、損害保険や生命保険などが含まれます。
  • 固定資産税(黄色の棒): 不動産にかかる年間の税金を示しており、これも定期的な支出です。

この棒グラフを通じて、家計の財政状態を年度ごとに把握することができ、特に夫と妻の収入と一時的な出費や教育費が家計にどのような影響を与えているかを理解するのに役立ちます。

全体として、家計の健全性を維持するためには、収入と支出のバランスが重要であることがこのグラフから読み取れます。

資産残高(バランスシート)の推移のグラフ

グラフに示された「資産残高(バランスシート)の推移」には、3つの主要な財務要素が描かれています。

それぞれの要素について焦点を当てて解説します。

資産残高(バランスシート)の推移(万円)棒グラフ

バランスシートのグラフの説明

現金残高(緑色の棒)

  • 緑色の棒は、各年齢における家計の現金残高を表しています。
  • 初期には現金残高がプラスですが、夫の年齢53歳からマイナスになっています。これは家計に預貯金が全くなく、借入をしなければ生活ができないことを表しています。
  • 81歳で夫が亡くなってから(男性の平均寿命)から、夫の年金がなくなり、現金残高がマイナスになっています。これは老後の貯蓄が足らず、妻の年金だけでは生活できないことを表しています。

負債残高(オレンジ色の棒)

  • オレンジ色の棒は、家計の負債残高を年齢に応じて表示しています。
  • 棒の長さが時間の経過とともに短くなっていることから、負債(住宅ローン)が徐々に返済され、家計の負債が減少している様子が読み取れます。

純資産(青色の線)

  • 純資産は、負債を現金残高から差し引いたものです。
  • グラフ上で青色の線は、初期の負値から始まり、時間とともに上昇していることがわかります。これは負債(住宅ローン)が減少していることを表しています。

グラフの時間軸は、夫の年齢を基準にしており、34歳から順に表示されています。

棒グラフの各棒は、特定の年齢での家計の財政状態を年ごとに示しています。

全体的にこのグラフは家計が不健全で問題があることを表しています。特に夫が53歳から現金がなくなり、借入をして生活を過ごさなければいけません。また、老後の資金にも問題があるようです。

早い段階でしっかりと将来の家計について見直しを検討しなけばいけないようです。

まとめ

ここまでライフプラン表の作り方をご紹介しましたが、この表を作ることで将来に向けた計画が明確になります。

今回の例では、この家庭はいまの生活を続けると、お金が足らなくなるということがわかりました。

ライフプラン表を確認して、お金が無くならないように家計を改善する必要があるようです。

お金が尽きたとき、過去に戻って家計を見直すことはできません、皆様も一度ライフプラン表を作成して、将来、我が家の家計は大丈夫なのかしっかり確認していただきたいと思います。

ライフプラン表の作成がわからない。もしくはライフプラン表を作成して将来お金がマイナスなりどう見直しをしたらいいかわからない方は、ファイナンシャルプランナーの、私、田中までご相談ください。

あなたのライフプラン表の作成や、家計の改善のお手伝いをさせていただきます。

今日はここまで記事を読んでくださりありがとうございました。

この記事を書いた人

田中 大介(たなか だいすけ)

有限会社安全保険事務所代表取締役
生命保険募集人、損害保険募集人、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

こんにちは!私はライフプランの立て方やお金の使い方についてアドバイスするのが得意です。投資の勉強が特に好きで、資産運用ついて熱心に学んでいます。趣味のトライアスロンで、健康的なライフスタイルを楽しんでいます。お客様の夢や目標をサポートするのが楽しみです。何か質問や相談があれば、お気軽にどうぞ!


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